矢野顕子2010ここが音楽堂!弾き語りツアー

竹内清文

2010年04月27日 15:37





はいさい
雨の東京です。

講演会行脚の間に、昨晩、国際フォーラムで開催された、
「矢野顕子2010ここが音楽堂!弾き語りツアー」
に行ってきました。
一緒に、お友達のこのブログでもおなじみ吉田さん、春日さん、そして東京講演会主催者の浦崎さんと4名で。

今回は、大阪講演会2日→東京講演会初日→矢野顕子コンサート→東京講演会2日目→埼玉講演会→アメリカクレアビジョンコース参加と、自分でもびっくりですが、うまいことスケジュールが流れていて、日々を満喫中です


さて、国際フォーラム。東京の有楽町にあるのですが、会場に行く前に吉田さんとお茶をしたのですが、私、新橋駅と勘違いしていて。吉田さんが有楽町と教えてくださらなかったら、迷っていました




国際フォーラム、初めて行きましたが、すごいですねー。ホールがたくさんあって、ホールのデパートって感じで。
沖縄にはこういうのは無いので、何だかそわそわする自分。

開演前の会場には、昨年の出前コンサートでお世話になった、東京のスタッフの堀内さん、金井さんもいらっしゃって。事務所の社長さんまでご紹介くださって、おやまあ、ごあいさつまでさせていただいて。

前回は主催者として参加した、矢野顕子さんのコンサート。今回は完全にお客さん。
でもなんだか、そわそわ。地に足がついていない感覚で。
それを一緒に行った3名も感じ取っていて、
「なんだかいつもの竹内とちがう。。。」


沖縄での主催のときの緊張感が戻ってきたのでしょうね。
来場されるお客様を見ていて、なんだか不思議な気持ちでした。
正直、東京やっぱでかいなぁと、圧倒されました。終演後に金井さんにお聞きしましたが、お客様は1500名!これは沖縄の出前コンサート1会場の約4倍です。
すごいです。首都、東京


そして、いよいよコンサート開演。
ステージには、立花ハジメさんプロデュースの素敵な舞台装置が。
そして真ん中にピアノ一台。弾き語りです。
出てきた矢野さん。。。
やっぱり大きい!ステージで拝見すると、オーラといい、存在感といい、やっぱり凄い!

そして演奏が始まると。。。
もう、音がびゅんびゅんこっちに飛んでくるのです。
音というか、何かエネルギーのようなものが。それがホールのお客さんと一緒になって、ホールの空気を変えていく。そしてホールが一つの空気に。
僕の体がどんどん反応しているのがわかりました。

曲を重ねるにつれ、ボルテージも高まり。
途中忌野清志郎さんの曲を演奏されましたが、そのあたりから、矢野さんがまた一つ雰囲気が変わり、本当に楽しそうに。幸せいっぱいな空気に。まるで遊んでいるよう。
ボルテージもぐわーーーーんと大きく。

沖縄が終わってまだ4カ月なのに、矢野顕子さんのプレーがより強力になっているのを感じました。
やっぱり凄いです

お客様が多いっていうのもあるんでしょうか、沖縄もとっても素晴らしかったのですが、この日の矢野さんはとにかくよりパワフル
その違いに感動しました。

途中、奥田民夫さんもゲストで出演され。
アンコールも入れると4曲も演奏されていました。
それぞれが素晴らしいアーティストですが、一緒になると、化学反応。数倍大きくなるのです。
特にいきおいというか、疾走感というか。
奥田さんのギターのすばらしさにも、心をつかまれました。


あっというまに、コンサート終演。
頭の上が垂直に上へと突き抜けた、気持ちよさ。
とても大きな爽快感。

プロとして人前に立つ魂をくすぐられました。
尊敬の気持ち。



そんな余韻を感じながら。。。

楽屋にお邪魔しちゃいました

GUEST PASSというのをいただいて、一緒にいったお友達と4名で、スタッフの方に教えていただいた楽屋に行く方々の集合場所へ。




途中金井さんとも合流して、吉田さんと3人でパシャリン




集合場所に行くと、有名人の方々が

大好きなアーティストの上原ひろみさん。
矢野顕子さんの歌も歌う清水ミチコさん。
ジブリの高畑勲さん。

そんな中で一緒に待っていると、もう興奮。

そして、矢野顕子さんのお父様もいらっしゃって。
実は、沖縄での出前コンサートでゲスト出演された古謝美佐子さんとお父様はすてきなつながりがあったのです。
お父様は古謝さんの大ファンで。矢野さんのとりもちで、お二人は青森でお会いになってご飯もいっしょにされたそうで。
古謝さんに出前コンサートの出演依頼をしたときに、とても楽しそうにそのお話をしてくださいました。

いわば、古謝さんと矢野さんのコラボレーションのとりもちをしてくださったお父様。
そのお礼を申し上げたくて、勇気をふりしぼってごあいさつさせていただきました。
古謝さんがとてもうれしそうにお父様のお話をされていたこと、沖縄での出前コンサートが大成功に終わったこと、たくさんのお客様が感動されたこと、矢野さんと古謝さんのコラボがすばらしかったこと、などをご報告。

すると、とても朗らかな笑顔でお話くださって。
その気さくな人柄にこちらもゆるみました。
「そうやって喜んでくださる方々がいるっていうことに感謝しています」
とおっしゃっていました。

お父様のとなりには上原ひろみさん、清水ミチコさんもいらっしゃったのですが、
さすがに話しかけられず。。。
でも近くで見られたし、特に大好きな上原さんとは笑顔でちょっとアイコンタクトできたから、それだけでも幸せ

そう、ただのファンなんです、僕。笑。


そして、いよいよ楽屋へ。

沖縄で大変お世話になった、矢野さんの専属マッサージ師の藤井さんが!
ハグ~~~~。




再会を喜びあいました。
藤井さんはとてもピュアな方で、近くにいるだけで、お話しているだけで、こちらもとてもすがすがしい気持ち、オープンな気持ちになれる不思議な方。


そして、矢野さんにもごあいさつ。
「わざわざ遠くからありがとう!」
と、矢野さんとも再会を喜びあい。

沖縄から買ってきたぬちまーすのちんすこうをプレゼントしました。

今日のコンサートに本当に感動したことをお伝えして。

実は、出前コンサートのお礼のお手紙をいただいたのですが、
一生の家宝です
とお礼を申し上げると、

「沖縄また行くんだからね!」
ととてもうれしい言葉をかけていただきました。

おおお~~~~

出前コンサートを魂込めて、心をこめてやらさえていただいたのですが、それを矢野さんにちゃんと感じていただけたんだなぁと、改めて感動

そんなに直接長くお話したわけでもないのに、気持ちを感じてくださり、気持ちを交換できる方なんだなぁって。
一人の人間として、僕は、そういう矢野顕子さんの姿勢と生き方を心から尊敬します。

それにしても矢野さんは沖縄大好きなんですね



外に出ても興奮の止まらない僕。
寒い東京の夜を、一人、Tシャツでホテルへと帰って行ったのでありました。





幸せいっぱいの夢のような夜になりました。

今日からの講演会後半戦への活力をいただきました。
矢野さん本当にありがとう

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