続 一歩前へ

竹内清文

2010年09月26日 22:08

今日は大試練の日でした。
そして今日は自分を思いっきりほめたい日になりました。

昨日書いていた通り、今日はガラクタ整理講演会でした。6名の方が参加くださいました。

本当に特別な講演会になりました。
というのも、これまで経験したことの無い試練が待っていたからです。

その試練は、
急にやってきました。

いつも通り開始前にスペースクリアリングをしていました。ベルを鳴らしながら部屋の中を浄化していたとき、
「どんどんどん」とドアがなりました。

クリアリングを止めることってめったに無いのですが、このときは中断し、ドアに行くと、スタッフの方がいらっしゃいました。

「宗教的な行為は禁止しています。」

と言われました。

宗教ではないと説明はしたのですが、相手も相当ぴりぴりしていて埒が明きません。
何をしていたのか説明を求められ、私は空間の浄化をしていたと説明。

そして、スタッフの方が写真を持ってきて撮影したいとおっしゃりました。
内部で宗教的行為かどうか決定する材料にしたいということでした。

さらに、クリアリングをしているところも撮りたいと。
私は、道具の撮影は許可しましたが、クリアリングをしているところはどんな場合でも撮影は許していないので無理ですとお伝えしました。

その後スタッフの方はカメラを持ってきて、祭壇を撮影。

それまでちょっとは怒っていた私でしたが、写真も許可したのは私ですが、この行為を見ていると一気に頭に血が上りました。
自分としては愛してやまないスペースクリアリングの道具と祭壇。

それをあたかも警察の現場検証のように撮影されているその扱いに、ボルテージは最高潮へ。
大事なものをそのような疑いの目にさらされ、見世物にされているような気持ちになり、ショックもありました。
スペースクリアリングは見世物ではありませんから。

宗教ではないと繰り返し、たとえその疑いがあるとしても、いきなりドアをたたき、宗教と頭こなしに決め付けるのは失礼であるといいました。

そのスタッフの方がおっしゃるに、最近、施設で宗教的な行為がなされていると、外部からクレームがあり、施設の所長から利用の状況に気をつけるように指示があったそうです。それで急に今日のような対応となったそうでした。

それにしても、スタッフの方の対応は失礼だと申し上げました。
そういう経緯があるなら、頭こなしに宗教的行為は禁止、という前に、経緯を利用者に説明することがまずスタートだろうと。

最後には、
結局私も怒りで、
「今後は使用しません」
と言い切りました。
こんな扱いをされて気持ちよくは使えませんから。

ちなみに、火気を使用してはいけないのに私はろうそくを使用したので、その点は非を認め謝罪しました。これは私が悪い点でした。

そして、その30分後ほどから始まる講演会は行っていいのか確認したところ、今日の講演会は行っていいということでした。
こうしてスタッフの方とのやり取りが終わりました。


と、ここからが正念場でした。
こうしてスタッフの方とのやり取りを終えても、講演会はもうすぐ始まるのです。

中途半端になったベルの浄化を最後まで行い、気持ちを落ち着けました。


こんな大試練が今日はありました。
でも、それを体験しながら、これは本当に大きなためしだと思いました。

これまでのもやもや、今日のハプニング、いろんなことがありましたが、それは、
それでも僕はガラクタ整理講演会を続けるか、スペースクリアリングを行うか、
ということをためされたんだな、と思います。

そして、その大試練も、本当に大切にしたいガラクタ整理、スペースクリアリング、そしてお金と時間を使って参加してくださる方々がいらっしゃるから乗り越えることができました。


講演会は、心を落ち着け、これまでよりももう一歩深いところまで、2時間半みなさんにお伝えすることが出来ました。
今日、あらためて自分にとって核となるもの、大切なものが確認できました。
それをどれだけ自分が大切にできるか、ということもわかりました。


昨日から感じていた、特別な日になるという予感は、まさにその通りでした。
新しいスタートになった、今日でした。


それにしても、僕は良く頑張ったなぁと、自分をほめたいと思います。
こんなことがあっても、来てくださった方に一生懸命、心をこめてお話ができたことを。

また、受付を手伝って下さった、池原有美さんにも改めて感謝したいと思います。
最初にスタッフの方がこられた時に、クリアリング中だから入れないと一度は断って下さり、また講演会後に再度スタッフの方がこられた時も対応して下さり。
こうして友人が近くにいてくれるということもとてもありがたいことだったと思います。


大試練を通じて気付いた、今日でした。

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