実家から新米が届き、今年の出来は良いということで、楽しみに炊きました。サツマイモといっしょに。
そしたら、とってもおいしい!
秋の味覚を楽しんでいます。
さて、先日の新聞を見たら、以前勤務していた職場で事件が起きていたことが出ていました。
バヌアツという国から元職場に研修にやって来ていた男性が、深夜に女性に暴行を加え、起訴された裁判が行われたというものでした。
「裏切られた気分です」
という元職場のコメントが出ていたが、本当にそうだなぁと思いました。
事件が起きると、こういう人ばかりが研修に来て、公私混同で遊んでいるんではないか、というイメージがもたれるかも知れないんですが、そんな事はないです。
ほとんどの人が真剣に学びたいと思ってきています。そしてなれない国で生活にも苦労しながら、でも自国の開発のため日々学んでいます。そしてそれに関わる通訳の方や研修を実施している団体の方もみなさん本当に来られた外国の人たちのために働いています。
だから、こんな事件が起きると、本当に、「裏切られた」気分になります。
そして、思ったのがお酒のこと。
バヌアツを含め、大洋州の国々の男性は、もちろん全員では全くありませんが、お酒を飲むと、程度をわきまえず、憑依したように飲んでいる人たちを見かけました。
きっとその地域の人々にはお酒が本当に相性が悪いのでしょう。
日本人でも、記憶をなくすぐらい飲む人、飲んでふざげが過ぎる人ももちろんいます。
でも、私が見た範囲では、これらの国の人たちは、本当に別人になってしまっていました。
私も昔はお酒を飲んでいた時があります。
そして分をわきまえず飲んで、酒に飲まれていた時代がありました。
ビールとお惣菜が仕事から帰ってきた時のご褒美で、よっぱらってばたんきゅー、なんてこともよくありました。
今思うと、私の場合は、ストレスをお酒でバランスをとっていました。
日中しらふの時には言えないことをお酒を飲んで言ったり、
しらふではできないような一線を越えることを酒を飲んで行ってうっぷん晴らしをしたり、
とにかく、日ごろのネガティブな部分を酒で補っていたのです。
飲み会が職場の人間関係をよくすると、本当に信じきっていました。
その後、ヨガや瞑想に出会い、それによってバランスを保てるようになると、自然と、酒に手が出なくなりました。
これは辞めようと決意したというよりも、自然に手が出なくなったのです。
飲んでもおいしくなくなっていきました。
クレアビジョンでも習いましたが、酒を飲むと、人は低いエネルギーと同調しやすくなります。
アルコールにそういう働きがあるのです。
大洋州の男性の一部は、特にこの傾向が強かったんだな、と今思えばとても納得がいきます。
楽しいお酒はいいのでしょうが、
しらふでいえないことを酒を飲んで言うとか、
お酒を飲まないと本音が言えないとか、
は、はっきり言って、逃避です。
酒のネガティブなエネルギーを利用した行為に過ぎません。
ですから、それによって問題が解決されるわけでもなく、結局根本的に自分自身で向き合わない限り変わりません。
ちなみに、これもクレアビジョンで習いましたが、アルコールを取ると、人は「本当の自分」の偽者とつながっていい気持ちになれるそうです。普段はうっぷんをかかえていても、アルコールを飲むとても晴れやかな、大きな気分に慣れるのは、この「偽者」とつながれるからのようです。
でもそれは本物の「本当の自分」ではなく、偽者なので、アルコールがなくなると、その気持ちよさももちろん消えます。
そしてまたバランスをとるために、酒に手をつける。
薬物にも同じ効果があるようです。
でもクレアビジョンを通じて、アルコールや薬物を使わなくてもいいということが、実感としてよくわかりました。
本当の自分とのつながりを取り戻したい方には、瞑想は本当にぴったりです。
お酒を飲んでいた自分がお酒をやめられたのは、まさにこの瞑想のおかげです。
瞑想、お勧めですよ。
新聞記事は酒との付き合い方をもう一度考えるものでした。